|
いわゆるバラの香りですが、種類が多く分類が複雑です。 R.damascenaは芳香が強く、精油を取る為の代表的な品種のひとつです。 水蒸気蒸留法でとられたオイルをローズ・オットー、溶剤抽出で得られた オイルをローズ・アブソリュートと呼んでいます。香りも異なります。 どちらかというと、アブソリュートの方がより生きている花に 近い香りがします ローズ・オットーのオイルは透き通っていますが、ローズ・アブソリュートは 黄色みがかっています。それは、水蒸気蒸留法で採油すると、 分子量の比較的大きな色素は、検出されないからです。 |
|
・甘く気品ある香りは、花の香りの代表格で心を 和ませてくれますが、少量でもよく香るため使用量 に注意しましょう ・皮膚と精神・神経系の不調に良い効果をもたらし、 特に女性には、心身共に素晴らしい作用が期待 できる精油です。 |
モノテルペンアルコール類 | ・抗菌作用 3+ ・抗ウィルス作用 3+ ・抗真菌作用 3+ ・免疫調整作用 3+ ・神経強壮作用 2+ ・抗寄生虫作用 + | 固有作用
・シトロネロール |
炭化水素類 | この成分は、 香り、薬理作用に関しては共にありませんが、ローズの 特徴的な成分です。 低温時(13℃以下)にローズ精油が、結晶化する原因 物質であり、本物のローズ精油であれば、10%前後 含んでいるので、合成香料や混ぜ物をした粗悪な 精油には含まれていません。 | |
フェノールメチルエーテル類 | ・鎮痙攣作用 4+ ・鎮痛作用 3+ ・抗炎症作用 2+ ・抗真菌作用 2+ ・抗ウィルス作用 2+ ・抗菌作用 2+ |